NEWS お知らせ

  1. TOP
  2. NEWS
  3. ベトナム社会主義共和国にて「海外拠点ネットワーク会議」を開催しました
活動報告

ベトナム社会主義共和国にて「海外拠点ネットワーク会議」を開催しました

2026年1月20日(火)〜22日(木)の3日間、ベトナム社会主義共和国の首都ハノイにて、AMED新興・再興感染症級基盤創生事業(海外拠点研究領域)の研究課題「ネットワークコア拠点の設置にかかる研究開発及び支援機能」において、「海外拠点ネットワーク会議」を開催しました。

1月20日、J-GRID+の活動紹介および長崎大学拠点との連携強化を目的として、ベトナム国内の関係4機関を訪問しました。まず、JICAベトナム事務所を訪問しました。同事務所からは、ベトナムにおける日本の技術協力の概要についてご説明をいただき、これまでの感染症分野における協力関係について確認しました。そのうえで、J-GRID+および長崎大学拠点との今後の連携の可能性について意見交換を行いました。次に、ベトナム保健省 疾病予防庁(VADP)を訪問しました。同庁の設立経緯および感染症対策の現状についてご説明をいただきました。また、JIHSおよびJ-GRID+の活動内容を共有し、今後の協力の方向性について活発な意見交換を行いました。さらに、在ベトナム日本国大使館を訪問しました。日越関係の現状および課題についてご説明をいただくとともに、JIHSの設立およびJ-GRID+の枠組みについて説明しました。あわせて、感染症分野における連携の可能性について意見交換を行いました。

1月21日、J-GRID+会議をハイブリッド形式で開催しました。本会議は、各研究拠点の活動内容の共有、現地機関との関係構築状況の把握、ならびに今後の連携や共同研究の可能性を検討することを目的として実施したものです。会議では、各拠点から、現地研究機関との協力体制の構築状況をはじめ、病原体サーベイランス体制の整備、人材育成の取り組み、さらに診断技術およびゲノム解析体制の強化について報告が行われました。また、ベトナム側参加者も交え、優先的に対応すべき感染症の課題、サーベイランスと研究の連携の在り方、拠点運営体制、人材育成と持続性の確保、さらにはデータ共有とガバナンスについて幅広く議論を行いました。総合討論では、J-GRID+のネットワークを活用した臨床研究の展開可能性、拠点間連携の一層の強化、共通研究テーマの設定、第三国における合同研修の実施などについて活発な意見交換が行われました。本会議を通じて、各拠点の特徴の整理と相互理解の促進、拠点間連携の強化、臨床研究への発展、研修機会の活用などが、今後の重要な課題として共有されました。

1月22日、パスツール研究所を訪問し、施設見学および発表会を実施しました。施設見学では、同研究所における研究設備や運営体制について理解を深めました。続いて行われた発表会では、同研究所の研究概要をはじめ、地方保健当局との共同研究の取り組み、長崎大学との連携状況について説明がありました。また、J-GRID+の活動についても紹介を行い、今後の連携強化や共同研究の可能性について意見交換を行いました。

本活動では、各関係機関との情報共有および意見交換を実施しました。あわせて、J-GRID+の枠組みにおける国際連携および今後の共同研究の方向性について整理を行いました。